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阿倍日顕氏の『総勘文抄』説法から

 投稿者:愚人  投稿日:2016年 9月23日(金)21時38分35秒 softbank126094221175.bbtec.net
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   「方便品に云はく『三世の諸仏の説法の儀式の如く、我も今亦是くの如く無分別の法を説く』已上」という文において「無分別」という語があります。(中略)つまり、方便の教えは色々な形で分別をしているのですが、仏の本当の心においては諸法実相、十界互具一念三千のことごとくが妙法の当体であり、妙法の教えを信解すれば一人として救われない者はないということにおいて、そこに分別するものは全くないと示されるのであります。(中略)それに対して法華経では、そういう分別は全くないということを言われるのであり、無分別の諸法実相、十界互具一念三千である故に三乗の差別もないのであります。
 したがって、「無分別の法とは一乗の妙法なり、善悪を簡ぶこと無く、草木樹林にも山河大地にも一微塵の中にも互ひに各十法界の法を具足す」とお示しです。(中略)妙楽が『金ベイ(金に卑)論』に述べる一草、一木、一礫、一塵のことごとくに一仏性、一因果があり、そこに縁因仏性、了因仏性もことごとく具わっておるということが「無分別」ということなのであります。(大日蓮平成13年12月号54頁から55頁)

 
 
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